
去年トップクラスの思い出といえば、
阿佐ヶ谷ロフトトークイベントと北海道旅行。
その北海道道中で行ったとある小さなモーテルの話。
その名もスカイラーク。

漆黒の道路を走った先に見えてきた小さな光。
良かった、営業している。
その日は我々は別のホテルへ泊まり、翌日、此方に向かう。

夜は夜で渋いが、昼間の青空のコントラストもたまらない。
関東では味わえない、僻地のスケールと深空。



先に15号室に入り、そのあとすぐに13号室に入る。
ねねさんは
「昭和を真空パックしたようなホテル」と言っていて、まさにそれ。
15号室を紹介する、ねねさんのブログが此方↓
▼ここから先は私のペースで失礼いたします
https://sakamotwin.hatenablog.com/entry/2022/12/20/225752私はまた別の13号室を紹介する。


ガレージとホテルのこの通路がたまらないね。


扉開けた瞬間、あの熟成されたフレグランスが!水回り

風呂のシンプルさは潔さを感じる。

頼りないお手洗いだが、おせわになりました。
メインルーム
あぁ、ありのままの昭和ってこの事を言うんだ。
テレビ以外はほぼ手入れが無いと思う。
これまで見てきたのは脚色ホテルだ。
古いモーテルの配色。
隠さなくても良い事を、ひそひそと話してしまいたくなるような、時間を超えたカップルの秘密の部屋。

15号室もそうだったが、窓がない。
換気の関係でとてつもなく空気がアレだ。
脳内細胞にまで到達しそうな
カ●ムシ フレグランスカ●ムシ対策用のガムテープも用意されていた。
新手の武器だ。
だが、これがありのままの昭和なのだ!
長時間の戦闘は厳しそうだ。
宿泊は弥勒菩薩にならないと厳しそう。

照明器具もだが、天井のシミに注目して欲しい
天井と壁にブラックミラーがあるのだが
それが、部屋の暗さに拍車をかけている。

か弱い光。壁の照明とこちらの照明のみで、壁の色も青いせいか、どこか薄暗い。


寝具もまた昭和名残り。

レンタル落ち?なのか、TSUTAYAで借りる時のままケースに入れられて置かれている。

火曜サスペンスごっこ、北のホテルでやると
戦闘力お高い。
会計は扉の向こうでオーナーさんに現金渡し。

我々が2部屋回っている間に、結構な雨が降っていたようだ。
なんとなく。。。なのだが、
ここを出る時に、もう、ここに来ることはできないんじゃ無いか、と感じて寂しさが込み上がる。

雨上がりの空は美しかった。
シンデレラのように一瞬で暗くなる直前を抑える事ができた。
人は見えるものばかりを探すんだよね。
いつかは消えてしまうのに。
次に会うことは無いかもしれないけれど、
また会えたらいいな。
▼ホテルスカイラーク〒098-0475 北海道士別市 多寄町36線東11
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